株式会社コトブキ

給水・給湯管オゾン水洗浄工法〔オゾンクリーン〕

オゾンクリーンの効果

配管内部の腐食状況

@溶存酸素、塩素等の影響で鉄部が腐食します。
(サビつきます。)

A鉄バクテリアが付着し、多糖類の粘性物質を分泌、酸化第2鉄を主体とした
スライムが形成され錆コブ(スケール)が増大します。

B錆コブ(スケール)が増大すると鉄イオンが流出します。そのまま放置すると腐食は加速的に進行し、残存肉厚は薄くなり水道管は30〜40年で赤水、目詰まり漏水などの理由から命を迎えてしまいます。

早期発見!早期洗浄!オゾン(O3)水で殺菌洗浄!!
配管内の腐食原因になっているバクテリア類、雑菌類、錆等の腐食を剥離、殺菌して、配管の残存肉厚はそのままに、腐食を促す部分だけが剥離されます。

配管内部の状況(断面)

ライニング鋼管の場合、錆は接合部に集中し、塩ビライニング部分にはスライムが付着しています。
洗浄後はスライムと水溶性の錆を除去し、接合部の硬い錆コブのみを残します。生成された不導体被膜は、水・酸素と錆の接触を妨げ、新たな腐食進行を抑えます。


水質について
オゾン水洗浄後は水質検査結果が向上します。検査結果は、水道法に基づいた水質基準の範囲内で判断しています。
以下は洗浄後の結果例です。

水質検査表
検査項目 結果(工事前) 結果(工事後) 基準値
濁度 3.3 0.1未満 2度以下
色度 4 0 5度以下
臭気 異常なし 異常なし 異常でないこと
異常なし 異常なし 異常でないこと
pH 7.3 7.3 5.8〜8.6
有機物等 1.7 0.5以下 10mg/1以下
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 0.4 0.4 10mg/1以下
塩素イオン 9.0 9.7 200mg/1以下
一般細菌 15 0 100個/1以下
大腸菌群 (-) (-) 検出されないこと
0.35 0.03未満 0.3未満


オゾンクリーンの施工手順

オゾンクリーン(オゾン水洗浄)は、受水槽⇒共用配管⇒水道メーター⇒蛇口⇒全ての配管を殺菌洗浄処理します。
※オゾンクリーンの名称は、地域によりオゾンクリーンシステムと呼ばれることもあります。

共用立管の洗浄(全戸断水)

1.マンションの受水槽 2.オゾン水生成 3.共用配管の洗浄中 4.共用配管の洗浄後

専有配管の洗浄(戸別断水)

5.洗浄装置設置 6.室内配管の洗浄 7.洗浄中に排出される赤水 8.オゾン濃度の測定
9.洗浄後の水道水  
水質検査
定期工事で水槽や給水管をクリーンに保ち、設備の命を延ばします。また、水道水の水質を保ちます。


給水管内部の内視鏡写真

塩ビライニング管内部 塩ビライニング管内部 塩ビライニング管内部
塩ビライニング管内部 塩ビライニング管内部 塩ビライニング管内部
白ガス管内部 塩ビライニング管内部 塩ビライニング管内部
白ガス管内部 塩ビライニング管内部 塩ビライニング管内部
塩ビライニング管内部 塩ビライニング管内部 給水管内の異物
塩ビライニング管内部 塩ビライニング管内部 給水管内の異物
オゾン水で洗うと、こんなにきれいになります。
洗浄前と洗浄後の給水管内部はこんなに違います
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